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相撲、孫連れ観戦を=ラール体育長官が約束

5月17日(土)

 「日曜日は、家族サービスに使っている。だから、十八日のリベルダーデ相撲大会には、家族をつれていく」と、語るのはラール・S・グラエルサンパウロ州体育観光長官。現在、彼は片足がない。過去に船上事故によって、失ったという。もとは、ヨット競技で世界トップになったほどの実力者。握手の強さが、スポーツマンらしさを物語る。
 十五日午前に赤木政敏ブラジル相撲連盟会長ほか五名が、長官を表敬訪問した。今回の訪問は、十八日の相撲大会への招待、クラウジオ・池森選手の世界選手権優勝報告、同連盟への援助の要請が目的。長官は、相撲大会への参加を書面で約束した。
 同長官が「女子相撲があると聞くが、女性がまわしを着けるのは恥ずかしくないのか」と、質問する場面も。当然女性は、スポーツウェアの上にまわしを着ける。
 十八日午前七時四十五分から、リベルダーデ広場で「第五回世界ジュニア相撲選手権ブラジル代表選考大会・新相撲(女子)相撲選手権大会」が開催される。

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