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絵画を通じた日伯交流=「日伯友情交流展」開幕=総領事館

2006年9月21日付け

 ブラジル岐阜県人会(山田彦次会長)と日伯絵画グループによる絵画展「日伯友情交流展2006」が十九日、サンパウロ総領事館イベント会場(パウリスタ大通り854、トップセンター二階)で始まった。
 昨年九月に同じ会場で実施された「サンパウロ戦後移民具象画展」が発展した同展。今年は日系人、ブラジル人画家十五人による具象、抽象画約三十点が展示されている。昨年に続き今年も総領事館が後援した。
 十九日午後五時から会場でイナウグラソンが行われ、西林万寿夫総領事、主催者らがテープカット。出展者をはじめ家族、知人など関係者約百五十人が訪れ、にぎわった。
 「無名の人が作品を発表する場を作りたかった」と開催の動機を語る山田会長。「総領事館の後援が出展者の励みになったと思います。来年はさらに発展すれば」と期待を込める。西林総領事も「今回は日系だけでなく非日系のブラジル人も参加している。いい交流だと思います。できれば毎年やりたいですね」と話していた。
 展示会は二十九日まで開催。開場時間は午前十時から午後五時半。土日休館。入場無料。

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