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東西南北

5月23日(金)

 二十日夜、フランシスコ・モラット区の州立高校に軍警を名乗る人物が「学校で何か事件が起こる」と電話してきた。予告を聞いて中庭に出た教頭は五発の銃声を聞いた。頭巾をかぶった白人、中背、やせ型の男が学校に入って男子学生の頭部を撃って逃走した。同学生は死亡、もう一人の学生が流れ弾に当たって足を負傷した。犯行の動機は謎。同校では半年前にも学生が校門で死亡している。
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 PTの下院議員らは二十一日夜、ジョアン・フォンテスとルシアーナ・ジェンロ下議二人を同党の活動から遠ざけることを決定した。理由は、現在の主張とは矛盾するルーラ大統領の昔の演説を公開したため。PTの党倫理委員会は二人を党から除名する可能性もある。
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 サンパウロ市中央地区で二十日、市警はルイ・ヴィトンの偽造品製造工場を摘発した。中国籍の工場主が逮捕され、十五人の作業員が取り調べの後、釈放された。平均価格三千レアルのオリジナル商品を偽造した。品物はブラス地区の店に三百レアルで卸されていたとされる。ルイ・ヴィトンの弁護士はブラジルでは初めての偽造品工場だと話した。
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 交差点で強盗に襲われ、逃げようとした女性が射殺される事件が二件あったが、今度はポルトガル人の主婦(五五)がサンパウロ市北部で殺された。主婦は二十日、娘が大学から出るのを車の中で待っていた時、三人組に襲われた。空き地に連れていかれ、射殺されたという。逮捕された容疑者は、「女が叫んだから殺した」と供述している。

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