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東西南北

 ここ数日、本紙でも連日で報じている連邦検察庁から連邦最高裁に渡ったラヴァ・ジャット作戦の疑惑の政治家リストについては、現在伯国で話題沸騰中だ。誰が捜査の対象となるかの正式なリストは近日中に発表される予定だが、ここに来てヴァロール紙は、主犯のアルベルト・ユセフ被告が、フェルナンド・ハダジ現聖市市長の12年の選挙選の際に贈賄を行っていたと供述していた、と報じている。それによると同被告は、UTC社の依頼で、ある印刷所の口座を介して250万の贈賄を行い、ハダジ氏の選挙の裏金として使われたようだ。同市長の低支持率にさらに影響を与えそうな一件だが、真相はいかに。
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 3日午前、聖州フランサの市議会で、議会を公聴していた一般市民のエリオ・ピニェイロ・ヴィゾット氏に市会議員が平手打ちを食らわせ、話題を呼んだ。暴力行為に及んだのはルイス・ヴェルガラ市議で、ヴィゾット氏に「あなたは、市政に関する情報を市民が得やすくする法案に対して市長が拒否権を使ったのを擁護した」と詰問され、平手打ちに至った。同市議は「彼は私を泥棒とまで呼んだ。この言葉は平手打ちよりずっと重い」というが、議長は暴力行為には反対している。
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 4日、敵地アルゼンチンで行われたリベルタドーレス杯で、コリンチャンスは昨年の覇者サンロレンソを1―0で破り、グループ・リーグの成績を2戦2勝とした。この試合で決勝点を決めたエリアスは、これで同杯の予選から4試合連続ゴールとなった。この活躍が認められ、彼は翌5日、セレソン入りした。

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