ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 ここ数日、本紙でも連日で報じている連邦検察庁から連邦最高裁に渡ったラヴァ・ジャット作戦の疑惑の政治家リストについては、現在ブラジルで話題沸騰中だ。誰が捜査の対象となるかの正式なリストは近日中に発表される予定だが、ここに来てヴァロール紙は、主犯のアルベルト・ユセフ被告が、フェルナンド・ハダジ現サンパウロ市市長の12年の選挙選の際に贈賄を行っていたと供述していた、と報じている。それによると同被告は、UTC社の依頼で、ある印刷所の口座を介して250万の贈賄を行い、ハダジ氏の選挙の裏金として使われたようだ。同市長の低支持率にさらに影響を与えそうな一件だが、真相はいかに。
     ◎
 3日午前、サンパウロ州フランサの市議会で、議会を公聴していた一般市民のエリオ・ピニェイロ・ヴィゾット氏に市会議員が平手打ちを食らわせ、話題を呼んだ。暴力行為に及んだのはルイス・ヴェルガラ市議で、ヴィゾット氏に「あなたは、市政に関する情報を市民が得やすくする法案に対して市長が拒否権を使ったのを擁護した」と詰問され、平手打ちに至った。同市議は「彼は私を泥棒とまで呼んだ。この言葉は平手打ちよりずっと重い」というが、議長は暴力行為には反対している。
     ◎
 4日、敵地アルゼンチンで行われたリベルタドーレス杯で、コリンチャンスは昨年の覇者サンロレンソを1―0で破り、グループ・リーグの成績を2戦2勝とした。この試合で決勝点を決めたエリアスは、これで同杯の予選から4試合連続ゴールとなった。この活躍が認められ、彼は翌5日、セレソン入りした。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 東西南北2018年10月30日 東西南北  28日の大統領選決選投票で当選が決まったジャイール・ボルソナロ氏に関して、ブラジル国内での受け止められ方と国外でのそれに、かなり大きな差があると言わざるを得ない。国外の報道で目立つのは、「ファー・ライト(極右)の政権がブラジルに誕生した」と、民主主義が危機にさらされる脅威を伝 […]
  • 東西南北2018年10月6日 東西南北  大統領選の投票もいよいよ明日に迫った。今回の大統領選は、問題発言の多さで有名な極右のボルソナロ氏と、ラヴァ・ジャット作戦の影響もあり、政権を追われていたはずの労働者党(PT)のハダジ氏という、両極の対決ということになり、これまで以上に行方の気になる戦いとなっている。ここのとこ […]
  • 東西南北2018年8月14日 東西南北  このところ、サンパウロ大都市圏内では、携帯電話を目当てにした、青少年に対する強盗殺人が相次ぎ、問題となっている。9日夜にはサントアンドレで、通学途中のパウラ・デ・フレイタス・シウヴァさん(18)が、近づいて来た強盗に携帯を差し出したにもかかわらず、胸を撃たれ、死亡した。翌10 […]
  • 東西南北2017年2月21日 東西南北  17日からサンパウロ市の街中にもカーニバルのブロッコが登場しはじめた。そのブロッコの集まる所として有名な場所のひとつ、西部ピニェイロスのラルゴ・ダ・バタタでは18日昼に、市側の発表で9万人もの人が集まったという。しかも、この日はここ数日の猛暑でもひときわ暑く、最高気温は33・ […]
  • 東西南北2016年3月24日 東西南北  このところ、連日、激動続きのブラジル政界だが、連警がラヴァ・ジャット作戦(LJ)第23弾で押収し、23日に公表されたオデブレヒト社による政治家への献金リストは、早くも政界にとって次なる爆弾になりそうな気配を漂わせている。そこに書かれた政治家の名前は18政党、200人以上に及ぶ […]