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もう少しで大惨事=あけぼのホームでぼや

7月19日(土)

 十七日未明、グアルーリョス市の特別養護老人施設、あけぼのホーム(竹村英朗ホーム長)でぼや騒ぎがあった。勤務中の看護婦が同日零時三十分ごろ、管理棟とサロンの間にある救急車用の駐車場から不審な火が出ているのを見つけ、消火した。救急車二台のうち一台が全焼したのみで、ほかに特に被害は無かった。
 現場には、出火原因となるようなものは見当たらず、原因はまだ分かっていない。竹村ホーム長は、「外から誰かが侵入して火をつけることもちょっと考えられない」と、放火の可能性を否定している。
 消火に当たって、隣接するやすらぎホーム(小野克人ホーム長)の職員に応援を頼んだ。現場近くには、四十三リットル入りのプロパンガスが六本置いてあり、引火すれば大惨事になるところだった。
 入居者は就寝中で、ぼやに気づいた人はいなかったという。

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