8月6日(水)
北パラナのマリンガ市の第十四回日本祭りが九日から十七日の九日間、マリンガ日伯文化体育協会(Acema)で開かれる。日系コロニア最大級のイベントで、約七万人の人出が予想されていると一日付ジアーリオ・デ・マリンガ・オンラインが報じている。
祭りでは日本風の装飾や伝統、連帯、芸術、文化が紹介されるなど、様々な観点から楽しめる。約千六百人がボランティアとして参加するという。キヨシ・ヤノ同協会会長は「日本祭りはみんなのためのイベント。日本の習慣を保護し普及するために企画されました」などと語っている。
ジョアン・イーヴォ・カレッフィ市長は、日本祭りは同市と周辺地域の観光業や商業分野に大きな影響を与えているとコメント。マリンガ経済開発評議会(Codem)のカルロス・ウオルター・マルチンス・ペドロ会長も、「日系人たちが市の発展に寄与したことを認めなくては」と述べている。
また、西森ルイス弘志・パラナ文化運動連盟理事長も「日本食四―五団体のほか加古川市から青年団も来伯します。多くの来場を期待しています」と語った。