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東西南北

10月8日(水)

 十二日は「こどもの日」。消費者保護団体(PROCON)が調査したところ、玩具の価格が商店によって同じ商品で二九〇%も差があるという。ラバ・ジャットがプレッソランジアで二十二レアル八十セントであるのにカルフール・センテルノルテでは八十八レアル九十セントで売っている。玩具二十点を商店で比較すると、カルフールが最も高価販売をしていた。
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 ピチア・リサーチが百七十都市で消費者五百人に尋ねたところ、四七・九%が自宅近くの地場の中小スーパーでの買い物が、値段も手ごろで快適だと答えた。大手スーパーの知名度はカルフールが八・一%、エストラが五・一%、ビッグが三・九%、ボン・プレッソが三・七%であった。インフレへの脅威は六一・六%、失業の脅威は一六・五%。
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 サンパウロ州海岸地方ペルイーベ市で五日午前、小型遊覧船が転覆し、四歳の男の子が溺死する事故があった。警察によると、運転していたのは十七歳の少年で、乗客八人のうち、子供三人だけに救命胴衣が着せられていた。突然下から押し上げた波で船は転覆。勢いで気絶した男の子の胴衣は脱げてしまい、そのまま川底へ沈んだという。
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 歌手のアレシャンドレ・ピーレスが四日、連邦直轄区ソブラジーニョ市で行うはずだったライブをキャンセルしたことで、ファンら約三百人が暴動を起こし、スタジアムを破壊し始めた。ちなみにピーレスは現在米国で大人気で、二日にはブッシュ大統領の式典で歌ったほど。同歌手のスポークスマンは、「ショーの参加料を支払われなかったのでキャンセルした」と述べている。

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