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東西南北

10月11日(土)

 九月、サンパウロ州で八人が水疱瘡(みずぼうそう)で死亡した。サンパウロ州では今年一月に一人、七月に三人、八月に八人、九月を含めて計二十人が犠牲となった。気温が下がると、水痘ウィルスが繁殖しやすくなる。死者はすべて五歳以下の子供。サンパウロ州保健局によれば、〇三年一月から九月までにサンパウロ州内で水疱瘡に罹患(りかん)した人は一万九千八百人で、サンパウロ市内は五千三百人。
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 銃器法作成委員会の委員は、銃あるいは弾薬の不法所持に対する規制を当初より緩和する考えを示した。銃不法所持者に対し、保釈金を支払うことで実刑を免れる方向で検討している。PTBは二〇〇五年までの銃器・弾薬の所持、販売に関する法律の施行に反対していたが、一部規制緩和されることで態度を軟化させている。
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 連邦警察は一日朝、イグアスーの滝(地区)で、ブラジル永住権取得を目的として赤ちゃんを借りた罪でペルー人夫婦を逮捕した。夫婦は八歳の赤ちゃんの出生証明書を偽造し、永住権を取ろうとした。連警十一人は、夫婦が住んでいるジャルジン・イグアス区の住宅を急襲し逮捕した。
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 九日未明、サンパウロ州サンカルロス市のノッサ・セニョーラ・ド・カルモ墓地で六十基の墓が荒らされた。同市で最も古く、大きな墓地で、市民の遺体の九〇%はここに納められている。四カ月前にも小規模な墓荒らしがあった。窃盗団は墓石の上に立てられている青銅や鉄製の像などを盗んだ。墓を暴き、遺体から物を取ることはなかった。市は墓地の防犯対策を強化するといっている。

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