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東西南北

10月25日(土)

 サンパウロ州水道局は三十六時間の交代節水計画を発表したが、高台は給水が復帰するのに四十八時間に及んだ。節水計画の初期に断水となったコチア貯水池管轄五区の高台は二十三日午後六時、正常化した。貯水タンクを設置していない住宅は、炊事や水浴ができず困ったようだ。特に高台に住む場合、バケツや桶に最低限必要な水を確保する必要があると水道局は忠告している。
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 二十八日(火)は「公務員の日」。公務員たちの休日である。サンパウロ州はこのほど、今年の休日を二十七日月曜日に振り替え、二十八日には仕事に戻ると発表。カレンダー通り火曜日を休日にすれば、月曜日も休む機関が出てくる可能性があったからだ。市立・州立校も休みとなるため、生徒たちも連休を楽しむことができる。
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 ピットブル、ロットワイラーなど猛犬を飼っている人は、犬の口に轡(くつわ)のようなものをはめ人にかみつかないようにする義務がある。州議会は二十二日、これを法令として定めた。違反者は一一四・九〇レアルの罰金が科される。再犯者は倍の罰金となる。首輪、鎖でつなぐなど、人に危害を加えないように必要な措置を取ることが義務づけられた。
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 マット・グロッソ・ド・スル州のある農場で、夫婦とその子ども四つの女の子が殺された。三人の遺体のそばに、雌ヒツジの死体もあった。犯人は農場の管理人(三八)と、警察ではみている。管理人は農場の雌ヒツジと性的交渉を持つのが常で、夫婦がこれをいさめたため管理人が激怒したようだ。犯行には二十歳の男が協力したとされる。容疑者二人は逃亡中。夫婦には七つの女の子がおり、隠れていたため生き延びた。

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