ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 ジャイール・ボルソナロ氏はカトリック信者だが、4日朝は妻のミシェレ氏が通うリオ市の福音派教会「バチスタ・アチトゥーデ教会」の礼拝に参加。ジョズエー・ヴァランドロ・ジュニオル牧師から祝福の言葉を受けた際は、思わず涙を流す光景も見られた。ボルソナロ氏は壇上で「大きな政党の力もテレビでの政見放送の時間もなく、マスコミからは批判されてばかりの私が大統領に当選できたのは神の御旨だと思っている」と語り、「〃すべて〃の人のための大統領になる」と誓った。その言葉が「福音派教会にいるような人すべて」でなく、文字通り、少数派も含む、「国民全て」のことであることを祈りたいところ。
     ◎
 サンパウロ市極南部で1日、タクシー・サービス、ウーベルの運転手(24)が軍警に頭部を撃たれ、殺害される事件があった。この運転手は同日午後4時20分頃、隣人の車でジャルジン・サンルイスの修理工場に行ったが、軍警車両が近づき、車が並んだと思ったら、軍警の1人が銃を発射。運転手は頭を撃たれて即死した。軍警は未亡人に、「被害者が持っていた携帯電話を武器と誤認した」と説明したが、市警では発砲は手違いの事故だったと釈明したという。過ちで相手の頭を撃てるものなのか?
     ◎
 4日、サンパウロ市モルンビ・スタジアムでサンパウロFCの試合が行われ、同チームの応援者たちが、新しい最寄駅「サンパウロ/モルンビ駅」を初めて使用する機会となった。これまでは、近くにバス停があるだけで、近隣の駐車場が常に満杯になることで有名だった。これを機に、そうした問題も解消されれば。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 東西南北2020年3月26日 東西南北  ボルソナロ大統領が24日夜に行った政見放送は、政界や国民のみならず、保健・医療、科学などの分野の専門家からも反感を買い、25日には諸団体が一斉に抗議声明を出した。代表例を挙げると、国家保健審議会、ブラジル感染症学会、ブラジル公衆衛生協会、サンパウロ州医師協会、ブラジル腫瘍外科 […]
  • 東西南北2020年3月11日 東西南北  米国滞在中のボルソナロ大統領は9日、マイアミでのイベントで、「2018年の大統領選は本当なら一次投票で当選していた」と語った。ここでは、予算案をめぐっての連邦議会に対する不満も語られたが、15日の反議会、最高裁デモをよほど煽りたいのか、「18年の選挙では不正があった。証拠なら […]
  • 東西南北2019年12月19日 東西南北  ボルソナロ大統領長男フラヴィオ氏の元職員で疑惑の主のファブリシオ・ケイロス氏への捜査が再開された。その一方で、最高裁は、連邦検察庁から要請が出ていた、昨年3月のマリエレ・フランコ元リオ市議殺人事件に関する証拠隠滅容疑でのボルソナロ大統領と次男カルロス氏への捜査をお蔵入りさせた […]
  • 東西南北2019年9月28日 東西南北  26日の最高裁審理で「ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の判決は変わりうる」ことを示唆する意見が優勢となり、2014年の同作戦開始後に「政界腐敗追及」を訴えていた人たちに大きなショックを与えている。それは即座に遺憾の意を示した下院のLJ支持勢力の中心が、社会自由党(PSL)やノーヴ […]
  • 東西南北2019年4月3日 東西南北  イスラエルを訪問中のボルソナロ大統領は、その日程のひとつとして、エルサレムに建てられているホロコースト記念館に立ち寄った。同記念館は、第二次世界大戦中にユダヤ人たちがナチス・ドイツに捕虜とされ、虐殺されたことについての記録や調査を行う団体でもあるが、同館は「ナチスは右翼が起源 […]