11月7日(金)
先ごろ、岐阜県人移住九十周年式典に参加し、日本移民百周年記念の花火大会実施を宣言したばかりの岐阜新聞・岐阜放送の杉山幹夫社長(七六)が、秋の叙勲で「旭日中綬章」を受章した。
岐阜新聞によれば、「新聞や放送の仕事を天職として務めてきた。私個人ではなく社として受章したもの」とすがすがしい笑顔を見せながら感想を語った。
杉山社長は、一九五四年に岐阜新聞の前身、岐阜タイムスに入社。編集や営業、総務などを担当後、ラジオ岐阜の設立や全国初のUHFテレビ開局を進め、七一年に岐阜新聞・岐阜放送の代表取締役に。以来、三十余年にわたり地域に根ざした新聞・放送事業を展開。
迅速な災害情報の提供や地域文化、教育、スポーツなどの振興に力点を置いた活動を第一線でリード。ブラジルで長良川花火を二度も打ち上げたことをはじめ、様々な海外交流も積極的に推し進めてきている。