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受験者昨年より増える=日語能力試験、6都市で

12月3日(水)

 日本語能力試験(国際交流基金主催)が七日、サンパウロをはじめ、ベレーン、リオデジャネイロなど国内六都市で実施される。
 今年の受験者数(申し込み者数)は昨年よりも、二百二十五人増の三千三百六十四人。特に三、四級の増加が目立ち、学習者の裾野が広がっていると関係者を喜ばしている。
 受験者が最も集中しているのは、サンパウロで二千百一人。ロンドリーナ(六百十六人)、リオ(二百三十三人)と続く。六都市を全体的にみた場合、全レベルとも受験者数は伸びた。
 サンパウロ、ロンドリ―ナでは四級が昨年に比べてそれぞれ九十一人、五十一人増えた。サンパウロは三級でも八十二人増。
 ブラジル日本語センター(旧日本語普及センター、谷広海理事長)は「数年前に日本語をスタートした学習者が試験レベルに達したということ。確実に初級学習者が増加している」と分析している。

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