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泊り込みで技術習得=日語センター教師合同研修

1月20日(火)

 ブラジル日本語センター(谷広海理事長)主催の「全伯日本語教師合同研修会」が十六日~十八日、エンブー市のアウメナッテ研修センターで実施され、教職員約百二十人が参加した。密度の濃いプログラムを組もうと、今年初めて会場をサンパウロ市郊外に設け、受講生は泊まり込みで技術の習得に励んだ。
 開講式で谷理事長は「自ら燃える人は光り、信用を得てリーダーになれる。しっかり、勉強してほしい」とあいさつ。来賓の渡辺博領事はサンパウロ総領事館の業務のうち、日本語教育に関係の深いものを紹介した。期間中、文法や読解のワークショップのほか、各種講演が行われた。
 同センター副理事長でフリージャーナリストの日下野良武さんが初日に、「日本・コロニア雑感」をテーマに講演。「ブラジルは日本で、ほとんどニュースになっていない。私は月に八本の記事を日本に送っていますが、この仕事(日本に向けての情報発信)をライフワークにしていきたい」などと話した。

 

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