ホーム | 日系社会ニュース | 「ハルとナツ」準備順調=〝コロニア語〟専門家に相談

「ハルとナツ」準備順調=〝コロニア語〟専門家に相談

2月11日(水)

 ブラジル移民を描くNHKドラマ「ハルとナツ 届かなかった手紙」のドラマ・映像制作コーディネーターをする塚本恭子さんは九日、「準備は順調に進んでいます」と語った。
 昨年末いったん帰国し、一月二十七日に再来伯。忙しい身だ。三月のNHKスタッフ来伯をまって、五月からいよいよ撮影に入る。気になるエキストラ募集だが、ブラジル日本文化協会が組織する支援委員会を通して呼びかけることに。
 すでに日系俳優のオーディションも行われ、台詞のあるなし含めて十人程度が採用される。「日本語を話す人が条件」とのことで、選考は難航しているようだ。主だった俳優は、日本から来るそうで、発表済みの主演格以外は、まだ決定ではないよう。
 現在、いろいろな下準備が行われているが、「コロニア語をどうするか。各方面の専門家に相談しています」とのこと。二カ月間ほど予定されているロケでは、移民が上陸したサントスの波止場、カンピーナスの東山農場に作られる移住地のセット、奥地の焼畑風景、アチバイアの花農家なども撮影される予定とか。

 

image_print