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04年も研修員受入れ=富山県〝大県〟変らず

2月26日(木)

  富山県は海外技術研修員受け入れ大県である。海外各地からこれまで多数受け入れており、〇四年度も受け入れに変更はない、とこのほど県生活環境部国際日本海政策課がブラジル富山県人会に伝えてきた。〇四年度の受け入れ人数は各国から約十人の予定(県人子弟枠は四人の予定)。
 ブラジル富山県人会からは、一九七四年度受け入れ開始以来、〇三年度まで百五十人を受け入れた。これは、受け入れた総数三百四十九人の四二・九%にあたる(県費留学生は別)。
 〇三年度については、県人子弟枠は四人だった。希望者は五人あったが、日本語力その他専門分野の学力が参照され、二人が選ばれた。また、友好親善協定(姉妹提携)にともなうサンパウロ州推薦枠は二人で、四人の希望者があった。同様選考され一人が合格した。
 同県の研修員推薦機関は、つぎの通り。南米富山県人会(アルゼンチン、ブラジル、ペルー)、サンパウロ州政府(ブラジル)、遼寧省人民政府(中国)、雲南省人民政府(中国)、中央県政府(モンゴル)、沿海地方政府(ロシア)。

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