3月20日(土)
サンパウロ総領事館の査証班担当、妹川光敏領事が離任の挨拶に十八日来社した。
妹川さんは二十六日に帰国、法務省入国管理局に勤務する。
二年の勤務中に五万五千件の査証を発給した。「随分忙しかったが楽しく過ごせた。ブラジルは日本から一番遠い国であるが、日常は日本にいるのではないかと錯覚を覚えるくらい一番近い国である」と語った。
また後任の林英二領事も同行した。
今朝日本から赴任した林さんは、海外勤務が初めてでファイト満々。
四月に外務省本省勤務が決まっている査証班の橋口裕子副領事も同行した。
林さんはポルトガルで二年間、語学留学したのでポ語は大変上手。
「一年八カ月の勤務で、会ったブラジル人の高官達がよく日系人を褒めて、大変評判が良かったのが印象に残る」と述べた。