ホーム | 連載 | 2004年 | 100周年「箱モノ」プラン | 100周年「箱モノ」プラン(3)=サンパウロ日本館17階ビル

100周年「箱モノ」プラン(3)=サンパウロ日本館17階ビル

4月2日(金)

 東京都に住む天野鉄人さんの発案で、宮崎県人会を通して提出された。述べ床面積約一万四千平米、十七階建てのビルを、リベルダーデ広場近くに建設し、文協、県連、老人クラブ、囲碁・将棋クラブ、料理クラブ、社交ダンス、カラオケ・クラブなどの日系団体が手軽に利用できるスペースを設ける。
 日伯学園のような教育施設や、できれば総領事館、国際交流基金、JICAにも入居してほしい、としている。「築四十年が経ち、老朽化した文協の建物に代わる日系社会の中心になる建物」という理念で、日系社会全体への将来展望が薄いプラン。
 この案の特徴は、天野氏がすでに土地の一部(二千百平米)を購入している点で、その土地を有償で提供するから使って欲しい、と申し出ている。また隣接地の千二百平米はサンパウロ青年図書館名義で市から永年貸与済み。これにリベルダーデ通り沿いの六百平米を買いたして四千平米にすれば、建築可能らしい。
 祭典協会からは二百七十満点中、二百五点の評価で八案中五位に入っており、「予定地の一部に史蹟指定建築がある点に疑問が残る」とコメントする。
 【プラッサの声】リベルダーデ広場のベンチに座っていた、近所に住む藤本道敏さん(八一、熊本)は「できたら良いだろうと思うね」。事業への寄付を求められたらどうするかとの問いに、「…」と沈黙。

■100周年「箱モノ」プラン(1)=『リベルダーデの門』=高さ80メートル
■100周年「箱モノ」プラン(2)=ジャパン・コンプレックス文化商業複合ビル
■100周年「箱モノ」プラン(3)=サンパウロ日本館17階ビル
■100周年「箱モノ」プラン(4)=アルモニア学園 高校部棟新築
image_print

こちらの記事もどうぞ