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移民資料を収集=大泉と小牧の記念館へ

4月9日(金)

  群馬県大泉町のブラジリアン・プラザと、愛知県小牧市のヴィラ・ノーヴァ・小牧プラザに昨年十二月、ブラジル日本移民記念館がオープン。地域のちょっとした名所となっている。両記念館は日本人にブラジル移民の歴史を伝える一方、日本におけるデカセギの記録を残すことを目的に設立された。コーディネーターの橋本秀吉さんは「日本移民がブラジルに着いたときの苦労や偏見をデカセギや日本の人にもっと知ってもらえれば」と話す。
 落成式のときに展示できたのは約五百枚の写真だけだったがその後、資料補充のため来伯。サンパウロ州のグアララペス、ミランドポリスバストス、北パラナのマリンガ、アサイ、ローランジアなどの日系移住地を訪ね歩いた。
 「むかし使っていたペネイラ、コーヒー豆粉砕器、熊手、そして台所日用品と様々な展示品を集めることができ有益だった」と橋本さん。
 ブラジルでは知人で心理治療相談所を経営するアンジェラ・ダマスさんの協力を得た。ダマスさんはデカセギから帰ってきた日系人の相談に乗るかたわら、記念館事業にも熱心に取り組み、「三ヶ月に一回は集まった品を日本に送付している」という。
 移住者ヘのインタヴューを録画するなど二人の資料の収集はまだ継続中。今後は記念館の存在をブラジルのマスコミを通じて宣伝したり、ボレチンを発行することで活動に励みがつくはずとも考えている。ただし、未だに活動の拠点がないのが悩みだ。
 ダマスさんは「古くてつかえないものでも構いません。連絡をもらえれば引き取りにうかがいたい」と、資料収集への協力を呼びかけている。
 ダマスさんの連絡先(電話11・6949・7128、3486・3085)。

 

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