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着物から寿司まで=レジストロ市で日本週間

5月29日(土)

 三十日まで、レジストロ市で日本週間が開催されている。レジストロ文協(山村敏明会長)、レジストロ市役所、ベースボールクラブの共催。二十七日、文協会館での「茶の湯」で幕開けした日本週間は期間中、着物、生け花、折り紙の展示を予定する。
 目玉は着物の展示館。ブラジル日本移民史料館から四十点の着物、三点の内掛け、二十五点の帯を借り受けた。大井セリア会長と二人の職員が三日かけて、展示準備に当った。
 大井館長は「ブラジルではこのような着物を実際に見た人はあまりいません。昨年ミナス州のイアパチンガとベロ・オリゾンテで、今年サンパウロで展示したのですが、レジストロでもこういう機会を頂いて喜んでいます」と話していた。
 最後を飾るのは、三十日正午から始まる、恒例の第十回「レジストロ寿司まつり」。会場は国道一一六号線・四四九キロのエスポヴァーレ。丹下セツ子太鼓道場、美容グループ蒼鳳のヨサコイ・ソーランを招き、地元の和太鼓。歌と歌と踊りで盛り上げる。三千人以上の人出を予想し準備に張り切っている(金子国栄さん通信)。
 

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