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技術移民の35周年 「星座の会」記念式典

7月9日(金)

  スタンダード・エレトリコ社(リオデジャネイロ)の呼び寄せで、ブラジルに渡った技術移民が今年三十五周年を迎える。記念式典が十日午前十時から午後二時まで、サンパウロ市リベルダーデ区トマス・ゴンザーガ街95番の岩手県人会会館で開かれる。
 同社は、電話交換機の製造などを手掛ける会社。一九六八年十二月~七〇年五月にかけて、電電公社やNECなどから技術者七十五人が空路により、移住してきた。
 生け花店や食堂の経営、診療所所長など、その後の人生は様々だ。相互親睦のため、「星座の会」を八二年に結成。会報を発行したり、節目の年を祝うなどしてきた。
 世話役の一人、石田勉さん(京都府出身)は「私は第四便で、六九年二月に来ました。一人だったの心細かったけど、給与などの待遇はかなり良かったんですよ」と懐かしむ。
 式では、慰霊法要を営むほか、近況紹介やカラオケで盛り上がる予定だ。

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