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有機製品売り込みへ=東京で見本市=ブラジルから6社参加

9月4日(土)

  二十一日から二十三日まで東京都の会場で開催される有機製品の国際見本市、ビオファッチ(BIOFACH)に、ブラジルから六社が参加を表明していることが明らかになった。
 アガリクスや、プロポリス、オレンジジュース、コーヒーを扱う業者などで、日本貿易振興会(JETRO)サンパウロセンターの横山博之さんによると、「ブラジルを含めて南米九カ国から五十社が出展する」見込みだ。同会が必要機材や、スペイン語やポルトガル語の通訳などでバックアップする。
 横山さんは「マーケットのパイがまだ小さいこの分野で、先進国の高品質製品と競争するのは、並大抵ではないが、中長期展望に視点を定めて、チャンスの種を撒いて欲しい」と期待を込める。
 参加六社のうち、〇三日付のニッポ・ブラジル紙に紹介されているのが、乾燥アガリスク、大豆製品、プロポリスなどを製造販売して四年になるナチーヴ・ブラジル社。フェルナンド・デ・アシス社長は「二年前から日本に輸出している。いまでは月に一万ドルの輸出額になったが、もっと伸ばせれば」と希望を語る。
 九八年創業のピラール・アガリスク・グループ社(GAPI)も、アガリスクの製造販売業者。同社は昨年ドイツで開かれたビオファッチにも参加したが、成果は予想より上がらなかったという。
 経営者はしかし、前回の反省材料を踏まえて、「この機会を最大限活用し、できるだけ多くの取引業者とコンタクトを取るつもり。ブラジルの有機栽培農産物はあまり知られていないので、ブラジルのもっている可能性を宣伝したい」と意欲的だ。
 ビオファッチは九〇年ドイツで第一回が開催されて以来、有機製品の取り引きをリードする。出展には厳しい基準が設けられている。日本では〇一年から毎年開催されており、昨年は十七カ国から百七十社が参加、のべ一万四千人が入場した。主な出展品は穀類、フルーツ,酒、茶。そして自然化粧品・洗剤など。
 

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