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「コロニア文芸賞」決まる=矢島健介さんの『流氓』

9月7日(火)

 〇四年度コロニア文芸賞受賞作は、小説選集『流氓』(矢島健介)と決定した。最終選考会は、去る八月十二日行われた。
 賞の対象となったのは、〇三年七月一日から〇四年六月三十日まで、自薦された十九編だった。うち、応募規定に満たなかった作品が十一あり、失格した。
 去る七月十四日、第一次選考委員会でつぎの八編がコロニア文芸賞の候補として選考の対象になった。「パイオニア物語・芋作りの神様・百合栄一一代記」(宮本龍一)、「庭の敷石」(森川光子)、「朝からブラジル」(日下野良武)、「ブラジル高知県人会創立五十周年記念誌」(記念誌編集委員会)、「折々の句集」(浦旗都家子)、「印土素馨」(水本すみ子)、「架け橋」(田辺豊太郎)、「流氓」(矢島健介)。
 文芸賞委員会の遠藤勇委員長、松尾治副委員長、栢野桂山委員、渡辺光委員、小高利根子委員、浜照夫委員の六氏が一次選考、その結果、森川さん、水本さん、矢島さんの三編が通過。第二次選考会でこの三編を対象に集中して選を行い、矢島さんの作品への授賞を決めた。
 矢島さんは本名梅崎嘉明さん。コロニアの総合文芸誌『日系文学』の会長を十二年つとめ、そのうえ、短歌会、文章勉強会を主宰してきた。現在まで歌集三、随筆集一、小説集二、を発行している。

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