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東西南北

9月15日(水)

 サンパウロ市警は十三日、ホームレス七人を殺害した容疑者二人の身元を突き止めた。一人は事件のあったセー広場近くの私道警備員、もう一人は近所に住む市警備員の伯父。身元は写真を見た証人の発言により確認された。サンパウロ市第一法廷のルイ・P・ジアス判事の捜査状を携え、市警は容疑者の自宅を家宅捜索し、血痕調査のため黒い制服を押収した。しかし凶器は発見されなかった。
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 八月二十七日にエンブ―市の公立高校の前で教師が殺害された事件で、殺害を依頼した共犯者が同校の教頭、クリスチアーネ・A・サントス容疑者(26)と判明した。同容疑者は同校三年生のコウト容疑者(24)に七千レアルで恋人の軍警の殺害を依頼した。ところが同じ車種の車に乗っていたため、サントスを迎えに来た軍警と間違えて同容疑者は教師を殺害してしまった。二人の容疑者が愛人関係にあったのではと警察は疑っている。
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 警察は十三日朝、サンパウロ市南部ヘリオポリス区のファヴェーラにある麻薬密売人のボスの自宅で、警察の接近をつかむために設置されたとみられる監視カメラ六台を発見した。このボスは〇三年六月に四人を殺害したシャッシーナ(虐殺)に関わった容疑で同日逮捕された。カメラの中には赤外線カメラもあり、銃器や時計などの盗難品も自宅から押収された。
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 サンパウロ州政府の薬品無料配布プログラム、ドーゼ・セルタが十三日に始まった。地下鉄の乗車券を一枚購入する毎に薬品の配給が受けられる。多数の希望者が押し寄せて長い行列を作り、地下鉄の乗客は切符購入に二時間もかかり迷惑だと抗議した。処方箋は州の保健所か病院が発行したもので、薬品名は市販の薬品名でなく州規定の薬品名であること。欲しい薬品があるか確かめる人などで混雑した。

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