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リベルダーデでデイケアサービス=通所介護=場所、元パチンコ店=最初月に2回程度=意外に多い区内の〃孤老〃

9月17日(金)

 サンパウロ日伯援護協会(和井武一会長)は来月からをめどに、サンパウロ市リベルダーデ区ファグンデス街207番の元パチンコ店でデイケアサービス(通所介護)をスタートさせる。独り暮らしのお年寄りなどに参加を呼びかけて、毎回健康にまつわる話を聞いてもらう予定。月に二回程度から始めて、軌道に乗れば回数を増やしていく考え。事務局によると、将来は特別養護老人施設あけぼのホーム(グアルーリョス市)での入浴サービスも視野に入れているという。
 会場となる元パチンコ店で、日伯友好病院ボランティアグループが週に一回、シーツや手術着などの縫製を行なっている。空いた日を利用。デイケアに当てる。遠隔地からの参加も歓迎。活動が地に付けば、昼食も出していく。
 事務局は「場所を提供するだけでは、高齢者も集まりにくいかもしれない。お昼でも一緒に食べられれば、雰囲気も盛り上がるんじゃないでしょうか」と期待する。
 実務は福祉部(八巻和枝部長)の職員が担当し、シニアボランティアの森悦子さん(介護福祉士)が指導に当たる。希望者数が増加すれば、ボランティアの力を借りていく。
 リベルダーデ区内に居住する独居老人宅を訪問、生活相談にも乗る。事務局は「体を拭くぐらいの身体介護は出来る。でも入浴となれば大変なので、もし必要になれば、あけぼのホームでやるしかないでしょう」と明かす。
 援協は国際協力機構(JICA)の委託を受けて、〇三年に「要介護老人実態調査」を実施。リベルダーデ区内に、孤老が少なくないことが分かった。高齢化が進行していく中で、在宅介護に注力していかなければならないことが改めて証明された。
 これを受けて同福祉部が、今年度の新規事業にデイケア・サービスを掲げていた。

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