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日系選手も活躍=アルジャオープンゴルフ

9月23日(木)

 第二十八回アルジャ・オープンゴルフ大会が十五日から十九日まで、同ゴルフ場(近沢宗貴理事長)で行われ、プロ選手五十六人、アマ選手百三十五人が参加した。
 大会期間中は絶好のゴルフ日和。十五日はプロ・アマ競技が、十六日と十七日にはプロ選手による予選大会。十五人で争われた十八、十九日の決勝戦は若手のラファエル・ヴァルセス選手が、二打点差でファビアノ・ドス・サントス選手を押さえ優勝。アマチュア部門はレオナルド・マレンゴ選手が制した。
 日系選手はアマ部門で、ハンデ九までの部で上田ツグヒロ、ハンデ十~十五の部でミセジ・ルイス、ハンデ十六~三十の部では富永トオルの各選手が優勝。唐沢ショーゾー選手がベテラーノ優秀グロッス賞を獲得した。プロ部門では、ブラジル・ニッケイ選手権三連覇の記録を持つプロ二年目の川原田アレックス選手が決勝進出十五人に名を連ねたが結果は七位。しかし、三日目の最優秀スコア賞を獲得した。
 決勝進出選手のうち川原田選手を含めた五人はアルジャ・ゴルフクラブで育った選手。同クラブの若手育成の成果を示した大会になった。
 十九日午後からの閉会式には野村義人ブラジルゴルフ連盟副会長、谷中ナオハル・パウリスタ・ゴルフ連盟代表の関係者ほか、パナソニック社の取締役、副社長ら来賓多数が集い、参加選手の活躍を称えていた。

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