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参加6力士健闘誓う=ドイツで世界大会「相撲道みせたい」

10月14日(木)

 第十二回世界相撲選手権大会が十六日、十七日、ドイツ・リエサ市で開催され、ブラジルからは男女各三選手が参加する。
 七月にあったブラジル相撲連盟(赤木政敏会長)主催の第四十三回全伯相撲選手権大会と、第七回女子相撲選手権大会の体重別個人部で優勝した選手が選ばれた。重量級にフジシロ・カツシ・ジェラウド、フェルナンダ・ペレイラ・ダ・コスタ、中量級にヒグチ・タカヒロ、サヌーザ・エリカ、軽量級に池森クラウジオ、ヴァネッサ・リンスが出場する。監督は男子重量級のフジシロが兼任。
 ヒグチ選手は「世界的な相撲ブームで柔道やレスリングなどから転向してくる選手も多いが、彼らは(相撲を)単なる格闘技の一種と考えている。大会での勝ち負けはあまり考えてないが、ブラジルに引き継がれている日本古来の相撲道を見てもらいたい」と話し、健闘を誓った。

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