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在日外国人のために働ける留学生を募集=岐阜県人会

10月19日(火)

 ブラジル岐阜県人会(山田彦次会長)が日本への留学生を募集している。
 昨年までは県費留学・研修生制度だったが、今年から代わりに、「日伯移住相互協力推進事業」が行われている。これは財団法人・自治体国際化協会の補助事業。ブラジルの県人会が推薦する子弟を留学生として受け入れ、岐阜県内の在住外国人との共生推進活動に活躍することが期待されている。
 今年度は、杉村エリカさんが岐阜大学医学部へ留学した。看護婦の資格と経験を活かして、可児市で医師・看護婦・薬剤師を対象にポ語講座を行っており、外国人との共生推進活動に大きな貢献をしている。
 そこで、来年度の募集に関しても、特に医療関係(医師・看護婦)、教育関係(教員)の資格や経験がある人が好ましいとされている。日本語能力試験三級以上が望ましい。帰国後、県人会活動に参加してくれる人なら、県人子弟以外でも選ばれる可能性がある。
 県人会では、年内に人選を済ませたいとしており、留学希望者は早目に申し込んだ方がよさそうだ。
 訪日時期は来年四月初旬。申し込み・問い合わせは11・3209・8073(県人会)。

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