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還暦・古希決意新た=コチア青年が合同祝賀会

10月27日(水)

 コチア青年連絡協議会(高橋一水会長)は十七日イビウーナ文化協会会館サロンで、今年還暦と古稀を迎えた会員を集めて祝賀会を開いた。全伯から百六十八人が集まったが、肝心の還暦該当者である三十二人全員が欠席した。
 「遠方の方が多かったことと、まだまだそんな年じゃないという気持ちの若い方が多かったからでしょう」(同協議会事務局の野口博史さん)。一方、古稀のコチア青年は九十二人で、うち出席したのは十六人だった。
 来賓では、JICAサンパウロ事務所の石橋隆介次長、文協の小川彰夫広報担当理事、JATAKサンパウロ事務所の馬場光男所長をはじめ、オイスカ・ブラジル総局の渡辺忠中南米担当理事、イビウーナ市の宮地誠之同市農務局長、川村ミルトン市議、益岡豊イビウーナ文化協会会長らが顔を見せた。
 また、コチア青年が来伯当初、家族の一員としてお世話になったパトロンを代表し、川上心男、斎藤茂正、川村優、高藤多可好の四氏も駆けつけた。
 コチア青年イビウーナ市代表の大崎忠男氏の司会で会は進行。戦没同志の霊に一分間の黙祷が捧げられ、祝賀者、来賓の紹介のあと還暦・古稀者には花のプレゼントがあり、華やかな雰囲気に包まれた。
 来賓の祝辞では、石橋次長、小川理事、益岡会長の各氏が「第二の人生になお一層の御活躍を」などと言葉を贈った。
 古稀を代表して瀬尾正弘さんが「われわれはまだ青年です。これからも社会に貢献していきたい」と、謝辞を述べた。
 同協議会の玉腰範義副会長が閉会の辞。その後昼食会に移り、川上心男さんが乾杯の音頭で同志の長寿を祝った。

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