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移住者が出雲市長選へ=聖市日系企業幹部の足立氏=「元商社マンの経験生かす」=来年1月に正式表明か

11月12日(金)

 島根県の出雲市など二市四町が合併し、来年三月に誕生する新「出雲市」の市長選に、大手商社の元社員で、サンパウロ市在住の日系企業幹部、足立操氏(54)が立候補の意志を固めたことが十日分かった。十一日付毎日新聞が報じた。足立氏は〇〇年にサンパウロ市に移住。島根県人会理事も務めている。その国際感覚に期待がかかると共に、出雲市内で働き暮らすとみられる約千人のブラジル人にとっては、心強い候補が現われた格好だ。

 足立氏は毎日新聞の取材に対し、「国際商社マンとしての経験を新市運営に生かしたい」と話し、来年一月中旬にも帰国して立候補会見を開くとしている。
 また、「低成長の時代には、首長自らが稼ぐという経営感覚が求められている。国際性や行動力をアピールし、国際都市出雲の創造を目指したい」とも語っている。
 島根県斐川町出身の足立氏は七五年、早稲田大学政治経済学部卒業した。同年に伊藤忠商事に入社し、海外市場との取引などを担当。九八年に退社後、サンパウロに移住し日系企業に入社した。
 同紙によると、同市長選には現出雲市長の西尾理弘氏(63)=無所属、3期目=が九日に立候補を表明したほか、出雲市選出の県議で自民党県連政調会長の原成充氏(59)も十月に出馬の意向を明らかにしており、三つどもえの戦いが予想される。


【新「出雲市」とは】
 島根県東部の出雲地区二市四町(出雲市、平田市、佐田町、多伎町、湖陵町、大社町)が合併、平成十七年三月二十二日に誕生する。九月一日には、出雲市民会館で合併協定調印式を行なっている。
 合併後の人口は、約十四万七千人。県庁所在地・松江市の十四万八千六百十二人(平成十六年現在)とほぼ同規模になる見込み。
 合併事業は、「二十一世紀出雲の國つくり計画」と題し、将来像「世界を結ぶご縁都市出雲」や基本理念「自立・交流・環境」を掲げてすすめられている。

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