ホーム | 日系社会ニュース | 掘村大使を迎える=リオの4団体共催で

掘村大使を迎える=リオの4団体共催で

12月3日(金)

 [リオ]当地を訪問した掘村隆彦駐ブラジル日本大使の歓迎会が、去る十一月十八日午後七時半から、リオ日系協会のモデル校で行われた。リオ商工会議所、リオ日伯文協、リオ日系協会、リオ州日伯文化体育連盟の四団体が共催、リオ総領事館連帯でおよそ二百人が参加した。
 大使がサンパウロ総領事、中南米局長を経て着任したので、リオ在住者にも知己が多く、会場は和やかな空気だった。鹿田明義文体連理事長が、共催側を代表して、歓迎あいさつ。「リオの人口は約六百万、日系人口は約一万一千。九五年、日伯修好百年祭の折り、リオ植物園に日本庭園を建設して市に寄贈、現在も補修を徹底している。百年祭の事業案も実行委員会の協議で着々かたまりつつあるが、『リオ日系人移民史』刊行はぜひ成功させたい」と述べた。
 大使は「在伯日系人の信頼性が大きいだけに仕事がやりやすい。日伯関係も新しい時代に入った。新しい考え方で交流が行われなければならない」といった意味の言葉で応えた。
 乾杯のあと、協会婦人部の手づくり料理で歓談がすすんだ。(中村博幸さん通信)

image_print