カードで分割購入可能＝便利、在日ブラジル人

12月8日（水）

　日本在住ブラジル人がクレジット・カードを使って国内で分割払いの買い物ができるようになる。ブラジルのクレジット保護サービス会社(ＳＰＣ)と日本のクレジット保護有限会社が提携して、日本の加盟社がＳＰＣ社のデータ・バンクにアクセス、購入希望者のデータ・チェックをする、と先月二十四日付パラナ・グローボ紙が報じている。
　ＳＰＣ社のエヅソン・モンテイロ社長は「今後一年間で千五百社が加盟を予定しており、オンラインで即座に購入希望者のデータを照会することができる。同バンクのデータ記録の内、二八％は支払い遅延など何らかの不備をかかえており、照会は加盟社にとっては重要である」と説明した。
　九八年から日本に住んでいる弁護士でクレジット保護社勤務のアリッセ・エルナンデスさんは「在住ブラジル人にとって、携帯電話、航空券、ブラジル製品販売店での分割払いやブラジル料理レストランでの支払いなどにたいへんだ」と説明した。
　ブラジルＳＰＣ社では、アメリカやメルコスル域内在住ブラジル人をターゲットにしている。