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鹿児島県人会が忘年会=一年の出来事語り合う

12月8日(水)

 幼児から高齢者までが楽しいひと時――。鹿児島県人会(田畑稔会長)は五日、パカエンブー区の同県人会館で恒例となった忘年会を開いた。世代を超えた老若男女ら約百人が、昼食を共にした後、ビンゴやゲーム大会などで盛り上がり、一年間にあった出来事などをゆっくり語り合いながら、今年最後の県人会行事を楽しんだ。
 田畑会長だけでなく、池上忍名誉会長や小森広、徳留清の両相談役ら九十年を超える県人会の歴史を支えた重鎮らも出席。会員らが持ち寄った手作りの日本食などによる昼食会が行われた後、幼児から高齢者までが輪投げや踊りなどに加わり、歓声が上がった。また、ランなどの賞品があたるビンゴも行われ、収益金の一部は日系福祉団体に寄付されるという。参加した一世女性は「忘年会が来ると、今年も終わるなと実感します」と話していた。
 同県人会は来年一月九日に新年会を予定している。

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