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森造成▽記念誌製作▽式典=50周年予算は20万レ=定期総会 高橋会長再選も承認=コチア青年

1月22日(土)

 コチア青年連絡協議会は十八日、リベルダーデ区の福井県人会館で二〇〇五年度の定期総会を開いた。総額約三万七千レアルの新年度の予算案が承認されたほか、今年九月に予定される五十周年大会についても、コチアの森造成や記念誌製作に要する費用として二十万レアルの予算を組み、承認された。また、高橋一水会長と四人の副会長の再選も決まった。
 新年度の会計は歳入が会費一万三千レアル、寄付金五千五百レアルなどで計三万六千七百レアル。歳出は人件費や広告代、事務所のコンドミニオなど小額の項目が十八件含まれた。
 今年はコチア青年移住から五十周年の大きな節目に当たることから、九月に五十周年大会を盛大に挙行することを予定しており、予算案が紹介された。
 案によると歳入は会員の協力金九万レアル、日本からの祝儀十万レアル、ブラジル企業からの協力金一万五千レアルで計二十万五千レアルとなる。
 これに対し歳出は記念事業の柱となるコチア青年の森造成に五万レアルを充てる。内訳としては苗代や肥料代、協力者への謝礼などに二万八千五百レアル、石碑の建立に二万千五百レアル。記念誌製作に六万五千レアル、四百人を招待する記念式典に四万レアルを要する。
 また昨年末の役員会議でも議題の一つとなったコチア青年の森造成場所のサンロッケ市にある国士舘スポーツセンターが文協のINSS問題の抵当となるかどうかについても高橋会長が説明。「抵当になることはないと説明を受けたので大丈夫」と造成には影響がない、とした。
 役員改選では記念事業を控えていることから高橋会長と山下治、杓田美代子、玉腰範義、菱沼利昭の四副会長が再選。
 また正監査役には野村愛国、前田進、川上徳義、補監査役に末次文明、肥後英樹、会計に大崎忠夫、木村麿澄、書記に新留静、井下碩哉の各氏が選出された。
 さらに五十周年を機に連絡協議会の体制を強化しようと新たに地方担当、渉外、スポーツなどにも担当を置くことにした。

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