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ブラジル倫理研5周年=19日式典 日本から慶祝団迎え

2月10日(木)

 ブラジル倫理研究所は今年で五周年を迎えることから十九日午後三時、サンパウロ市アクリマソン区の松柏・大志万学園新校舎講堂で式典と記念講演会を行う。日本の倫理研究所の新原隆一国際部長、田中範孝常任理事ら二十四人の慶祝団が来伯する予定。
 午後三時からの記念式典に続き、四時からは記念講演会。川村真倫子・同ブラジル副会長が、五十年に渡る倫理的な日本語教育実践の成果を報告する。また、田中常任理事は「家族の絆」をテーマに、家庭にとって最も重要な絆と倫理について講演する。午後六時からは祝賀会。
 七日に来社した山田充伸会長は、「我々移住者の多くは家族を犠牲にして、ただガムシャラに働いてきた経験を持っています。そろそろ家族への思いやりの重要性を再認識し、モラルを改める必要性を感じて、五年前にこの運動に参加しました」と創立動機を語った。
 現在の名称は、「研究所」で少々堅苦しい印象があるため、五周年を機に「倫理の会」の改名することになっている。
 会場住所=Rua Fernando Galiani s/n. Aclimacao 電話=11・3271・1755

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