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東西南北

2月12日(土)

 サンパウロ市北部の第六十八警察署は九日、拘留者に差し入れるはずだったテレビのブラウン管の中から、小銃二丁と弾丸、携帯電話とバッテリーを発見した。その日は拘留者との面会日で同署は混雑しており、誰がテレビを届けたかは不明。検査の後、テレビがつかなかったので再びテレビをばらしたところ、はんだづけの跡が見つかり発見につながった。銃は脱走に使うつもりだったと警察はみている。
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 マット・グロッソ・ド・スル州ドウラードス市で三歳のインジオの女の子が栄養失調で死亡した。同州では先月、生後八カ月のインジオ赤ちゃんが、昨年一年間で五歳未満のインジオの子供十五人が同じ理由で死亡している。対策としてインジオ基金(Funai)は三百五十万レアルを先進八カ国に要請、社会開発省はインジオへの家族支援金支給を決定した。
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 カーニバル期間中(四日から八日まで)にサンパウロ州内の連邦道路では、百三十四件の交通事故が発生した。これは前年比で約五〇%の減少。死者数と負傷者数もそれぞれ六割近く減少した。全国では二千百二十件と一〇%の減少。州別ではミナス・ジェライス州が三百七十四件とトップだった。
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 市警の非公式発表によると、サンパウロ市では一カ月間に平均百三十から百四十件の割合で電撃誘拐事件が発生し、今年の一月には百四十五件に達した。事態の深刻さを認識した市警は、事件捜査と事件多発地域の確認を行う特別チームを設ける予定。具体的な名前は挙げられなかったが、高級住宅地が犯人らの標的になっているという。

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