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あけぼのホーム支援=NCCで慈善秋祭り

4月8日(金)

 援協傘下のあけぼのホームを支援しようと、第一回慈善秋祭りが二日、アルジャー市のNCC(ニッポンカントリークラブ)であり、千人以上の人が会場を訪れた。コーディネーターの上岡正雄さんを始め、援協特別企画委員会(尾西貞夫委員長)らが知恵を絞り、カラオケや運動会などのプラグラムをつくり、親子で一日楽しめるイベントになった。
 会場は、同カントリークラブが無料で提供した。この日は土曜日で、フェジョアーダの日。サウーデ文化体育協会陸上母の会が、料理に腕を振るった。
 開会式で、尾西委員長(援協第一副会長)は「あけぼのホームには、移民の大先輩が入居されている。不運にも病気などで体が不自由になっている人もいます。一般の老人ホームより経費がかかってしまう」と訴えた。
 上岡さんは「予想していたよりも、たくさんの人に来てもらうことが出来て喜んでいる」と話した。
 来場者はサロンで昼食を楽しむだけでなく、カントリークラブの敷地内を散歩するなどして楽しんでいた。
 岸ホーム長は「あけぼのには、要介護者が生活しており、ホーム独自のイベントを催すことが難しい。多くの人の支援で、秋祭りを開くことが出来て喜んでいる」と感謝している。

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