東西南北

5月13日（金）

　南米アラブ首脳会議は「ブラジリア宣言」を採択し、十一日に閉幕した。宣言はテロ行為を非難しながらも、外国の占領に抵抗する権利を強調した。また宣言文には、最も重要な文句「民主主義」が盛り込まれなかった。ルーラ大統領は全体の総意を盛り込むのが民主主義だと、苦しい弁明をした。野党はＰＴの旗印「民主主義」を引っ込めたのはおかしいと非難した。
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　赤ちゃんの受難続く―。パラナ州クリチーバ市近郊の町で十日、国際児童売買組織の一員である米国人が、八〇〇〇ドルを受け取り、生後三カ月の乳児を米国に連れて行こうとした疑いで逮捕された。リオ・グランデ・ド・スル州ペロッタス市では十一日、一歳四カ月の乳児が両親の留守中、飼い犬のピットブルにかみ殺された。父親は自分にも襲いかかってきた犬を撲殺。バイア州サルバドール市では十日に二十歳の女性が一歳のいとこを射殺、神の命令に従ったまでと供述した。同市では三月にも二十歳の母親が、一歳八カ月の我が子を三階から放り投げて殺害している。
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　連邦道路警察は道路を通行中の自動車のナンバープレートを読み取れるカメラ三十五台を設置、今年下半期にも運用を開始する計画だ。読み取られた情報は数秒内にデータバンクと照合、盗難車や運転禁止処分を受けた車、自動車税未払いの車と確認されれば警察が即座に取り締まる。昨年は四八％の車が違法状態のまま走行していた。
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　サッカー界のスーパースター、ロナウドとファッションモデルのダニエラ・シカレリとの結婚生活は三カ月も経ずに破局を迎えた。フランスで二月十四日に豪華な華燭の典を挙げたばかりなのに、真夏の夜の夢に終止符が打たれた。理由は色恋沙汰らしい。どっちも異性遍歴に事を欠かない。新婦は四月に妊娠が判明、直後に流産した。