ホーム | 日系社会ニュース | ブラジリアン=柔術黒帯=取りたい=〃武者修行中〃若山さん=日本で道場開くのが夢

ブラジリアン=柔術黒帯=取りたい=〃武者修行中〃若山さん=日本で道場開くのが夢

5月28日(土)

 「最終的に黒帯を取って日本で道場を開く」と目標を掲げ、二〇〇三年七月に来伯、同年十一月に青帯を獲得した若山達也さん(26、千葉県出身)。ブラジリアン柔術(グレイシー柔術)界で主要な大会である、毎年七月にリオデジャネイロ州で行われるムンジアル(ブラジル柔術連盟)とコッパ・ド・ムンド(オリンピコ・ブラジル柔術連盟)に出場し、青帯に続く紫帯を獲得するために現在練習に励んでいる。
 年に四回開催されているパウリスタ柔術大会で、今年三月、初めて六十四キロ以下部門で優勝。紫帯が近づいたかに見えたが、今月十四日の試合では実力を出し切れず敗退した。
 ムンジアルに出場するには実質、六月十八、十九日に行われる同大会で優勝もしくは準優勝しなければならない。そのため、「絶対に勝って出場券を獲得する」と言うように、大会に懸ける思いは強い。
 去年は日本から来たばかりという理由で「外国人枠」で出場できたそう。しかし今年は「特別扱いされずに自分の力で出場したい」と話す。現在の青帯から紫帯になるにはムンジアルとコッパ・ド・ムンドのどちらかで優勝しなければならないなどハードルは高い。
 しかし、今年のコッパ・ド・ムンドはイビラプエラ体育館で行われる。「いつも遠くの会場まで行っていたので、万全の状態で試合に臨めないことが多かった。けど今年はサンパウロ市内だから有利」と話す。
 紫帯、茶帯と続きその上に黒帯がある。「黒帯を締められるようになるまではまだまだ長い道のり」。若山さんは来伯後、ビラ・マリアーナ区にあるアカデミア・ジュウジュツTTに入門し、道場に寝泊りしながら厳しい稽古に耐えてきた。現在も毎日四時間の練習のほかに自主練習をしている。「黒帯を締めるまで決して帰国しない」と決意し、「死ぬまで柔術をする」と柔術に対する熱い思いを語った。
 ムンジアルは七月二十八から三十一日まで、コッパ・ド・ムンドは二十一から二十四日まで、それぞれ青、紫、茶、黒の帯色に分けて四日間試合を行う。
 なお、若山さんは大会に出場する柔術着に自社用宣伝ロゴマークを付け、協賛してもらえるスポンサーを求めている。連絡は11・7292・8101まで。

image_print

こちらの記事もどうぞ