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東西南北

6月3日(金)

 下院法制委員会は一日、エイズ抑制剤の原料製造と調合で、特許権を無効とする法案を満場一致で可決した。エイズ患者で満員の傍聴席は、法案の承認で歓喜の渦を引き起こした。残るは上院の承認のみ。現在、エイズ抑制剤は三種のみ調合しているが、法令化されたことで今後各種製剤の調合に踏み切ることになる。
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 サンパウロ大学(USP)は次回入試から、定員をさらに三百八十五人増やすと発表した。内訳はリベイロン・プレットに二百人、サンカルロスに八十人、バウルーに十五人。聖市が九十人で都市計画学科にデザイン・コースを設け、四十人を宛がう。残り五十人は夜間部へ回す。新設される学科は保険学科と生物化学学科、企業合併学科、ソフトウエア学科など。
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 三十一日朝、聖市東部のフェイラで買い物した後に誘拐された二十七歳の女性が一日、大聖市圏ビリチーバミリンとグアラレーマ両市の境にある森の洞窟にいたところを警察に解放された。警察は容疑者四人を逮捕。主犯はボディビルジムのオーナーで、被害者の父親が経営するパン屋のなじみ客だった。匿名の告発を受けて警察は監禁場所を知ったが、そこは森の奥深く、犯人らも道に迷わないよう木に目印をつけていた。
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 昨年三月から今年五月にかけて聖州で発生した、生魚を媒介とした寄生虫感染について、聖州疫病監督センター(CVE)は鮭が感染原因と断定した。聖州内の患者四十五人(聖市は三十四人)のうち三十三人に対して聞き取り調査が行われ、十六人が生鮭と他の生魚を、十七人が生鮭だけを食べていたと回答したため。四月に感染が報道されてから日本食レストランは六割も販売が減少したが、現在客足は八割から九割まで回復しているという。

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