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東西南北

ニッケイ新聞 2007年9月14日付け

 十二日未明に最高裁が上院本会議での審議傍聴を認めたが、レナン裁判の傍聴人よろしく上院本会議場に向かった下院議員十三名はそれを知らない警備員たちに阻まれ、上院本会議場前で乱闘。襟首をつかまれ引き倒された下議やけがをした女性下議もいて、ショックガンまで使われそうになる騒ぎ。上院副議長のとりなしで落ち着いたが、国の政治は荒れ模様。
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 軍警がファベーラで自己宣伝―。サンパウロ市南部のファベーラ、アウバで十二日朝、軍警六六七人がパトカー二〇一台、馬六十七頭、ヘリコプター一機で出動、麻薬密売組織摘発作戦を展開した。テレビ局グローボがその模様を撮影したが、他局が到着した時にはすでに作戦終了。そのため州政府広報局が撮影目的に作戦の再演を要請、二度目は三十五分間続いた。逮捕者と押収品はゼロ。
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 十一日にモジ・ダス・クルーゼスで起きた悲劇。アパートの十一階に住む八十一歳の男性が、修理中のエレベーターが上の階で止まっているにもかかわらず扉が開き、底まで転落。さらに、稼動し始めたエレベーターでも打ち付けられた模様。エレベーターの扉がなぜ開いたのかは解明されていない。帰りが遅いと探し始めた家族が遺体を発見したのは、事故の六時間後だったという。
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 サンパウロ州医学生のハンドボールトーナメント。決勝後に祝賀会で飲み過ぎと言うならまだわかるが、試合後は何と、石や缶などを投げあう夜通しの大喧嘩。最後には飛んできたレンガが左眼近くにあたりカンピーナス州立大学の女子学生が顔面骨折。女学生は昨日、三時間にわたる整形手術を受けたが、失明の危険はないとのこと。救急医療の実地訓練でもあるまいに…。

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