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コカイン密輸=邦人男、以前にも=地元日系社会「またやったか」

6月17日(金)

 「またやったか」―。サンパウロのグアルーリョス国際空港で十四日、コカイン六・五キロ(欧州での末端価格で約八千七百万円=共同通信調べ)を所持しスペイン・バルセロナ行きの航空機に搭乗したボリビア在住の日本人男性、岡安忠夫容疑者が逮捕された。この事件を知ったボリビア日系連合会関係者は、「彼は十数年前にも同じようなことで捕まっている。またかという感じ」とニッケイ新聞社の取材に対し語った。
 同関係者によると、岡安容疑者は千葉県生まれ。一九五七年、中部サンタクルスから約百キロ離れたサンファン移住地の日系農家に養子として入り、現地の女性と結婚後は、「ラモン・ササゴ」の名で通っていた。サンファンを出て、その隣の現住地サンカルロスに引っ越してからは、日系社会と疎遠だったという。
 また、ブラジルの連邦警察が岡安容疑者は麻薬密売組織に雇われた「運び屋」だったとみていることに対し、同関係者は同国が世界有数のコカイン産地である実情を踏まえ、「彼に限らず、気を許せば日本人であっても麻薬犯罪に手を染めやすい環境にある」と指摘。同国を出国しブラジル経由で日本に麻薬を持ち込もうとして逮捕された日本人がここ十数年間で、「記憶する限り四人はいる」と話した。

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