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上山さんがコマンダンテ=イタクァの州軍警中隊

7月1日(金)

 イタクァケセツーバ市にこのほど、軍警三十五大隊の第一中隊が開設され、司令官に日系二世の上山フェリシオ文彰さんが(37)就任した。主な任務は、同市の治安維持。父親の上山邦広さん(69、北海道出身)=モジ・ダス・クルーゼス市在住=は「少しでも人の役に立ってほしい」と息子の活躍に熱い視線を送っている。
 これまで、スザノ市の三十二大隊が同市のほかイタクァケセツーバ、ポア、フェラース・デ・バスコンセーロスを管轄していた。 三十五大隊が新たに設置され、イタクァケセツーバが組み込まれた。文彰さんはモジ・ダス・クルーゼス市役所交通局コーディネーターだった。同隊新設に伴い、コマンダンテ(司令官)に任命された。
 市全般の防犯を担当することになる。もちろん、犯罪捜査に当たる市警と協力。容疑者を追跡する。「同市はフェラースなどから多くの人が流れてきて、治安が悪化。危険地帯です」と、上山さん。長男の肩にかかる重責を気遣う。
 次男久仁広アリーさん(35)も軍警。聖州軍警総司令部の谷口潔中佐(四八、二世)のもとで、働く。上山さんは「親父は世の中の役に立てなかった。長女は医者になり、息子は国の世話になろうと思った。怪我のないように、精一杯やってほしい」と声援を送っている。

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