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援協地区総会=「特典廃止はやむを得ず」=会費来年から百レに値上げ

ニッケイ新聞 2013年11月30日

写真=地区組織委員総会の様子









 サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)が23日、「第36回地区組織委員総会」を本部の神内ホールで開催した。インフレ等を考慮し、来年から会費が90から100レアルに値上げされることが発表され、承認された。
 定款に反するとして、7月に新規会員に対する特典が廃止されて以来、初めての地区総会。同月の時点で1万3237人だった会員数は、10月には1万2800人まで減少した。会員との窓口である地区委員にはこの特典廃止が大きな痛手となったが、この件に関する議論は特になされなかった。
 尾西貞夫委員長は「(診療)割引がないと入会しない人が多い。援助の意味で入ってほしいが、これから会員は益々減ると思う」との懸念を表明しながらも、公益団体認定を守るにはやむをえないとの判断に至ったことを本紙に語った。
 ただし、貧困者は福祉部に相談すれば援助を受けることも可能。料金を他の病院より低価格に設定する検討も進んでいる。
 挨拶に立った菊地会長は「ブラジル政府の監視が厳しくなっていて、小さい病院はどんどんつぶれている。低所得者に手を差し伸べつつも政府の方針に合わせ、何とかして公益団体認定を守らなければ、援協は5年ともたない」と再度理解を求めた。

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