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東西南北

7月16日(土)

 メルコスル四カ国とチリの二〇〇四年のインフレ率を比較調査した結果、ブラジルが七・七%とトップに立ったことが明らかとなった。以下ウルグアイ(七・三%)、アルゼンチン(六・〇%)、パラグアイ(二・九%)、チリ(二・六%)の順。ブラジルは交通費の家計に占める割合が食費よりも高い唯一の国だった。
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 「高級品の殿堂」ダスルのエリアーナ社長の逮捕劇から一夜明けた十四日、関係者の反応はさまざまだった。同社長の自宅には早朝から見舞いの花束が続々届けられ、屋内はまるで花屋の様相を呈したという。平常通り出勤した同社長の執務室には友人や顧客が多数集まり、報道陣を排したりカメラのフラッシュをさえぎったりした。顧客らは「以前にも増して買い物をする」と息まいて売場に向かった。
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 いっぽうでこの逮捕は違法だとする声が多く、同社長のもとに弁護士や大学教授などの法律専門家から「協力を惜しまない」という電話が殺到している。サンパウロ州工業連盟でも抗議を表明。同会長は「花火打上げショー」でもあるまいに証拠不十分なのに強制捜査は経済成長の足を引っ張るものと非難している。バストス法相は特定の人物を標的にした捜査ではないと表明、スキャンダル性を否定した。エリアーナ社長は舞い上がっているホコリが収まってから法的手段を考えるとしている。
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 サンパウロ市内約九百カ所で開かれ、市民でにぎわうフェイラ(青空市場)だが、イジエノポリス区やイタイン・ビビ区では、汚い、うるさいといったフェイラの通り沿いの住民の苦情が殺到。付近住民は撤去に反対。「誰もが近所にフェイラを求めるが、自分の家の前は反対する」と同区長。

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