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東西南北

2005年8月18日(木)

 ロンドン・テロ事件後誤って警官らに射殺されたブラジル人ジェアン・C・メネゼス氏に関する英国警察の供述はねつ造であると英テレビITNが暴露した。英警察は犠牲者が冬着の厚手ジャケットを着用していたと発表。同TVは殺害現場を放映し、ジャケットの着用はなかったと供述の偽証を証明した。ブレア警視総監の証言「改札を飛び越えた」も偽証、「犠牲者はリュックを背負っていた」も偽証。TV放映では不審な行動が一切見られなかった。
     ◎
 二〇〇三年からポン・デ・アスーカルの経営建て直しで経営審議会長へ勇退したジニス氏の跡を継ぎ、社長に就任していたアウグスト・M・クルース氏が十六日、辞任した。同グループは詳細発表を避けているが、経営審議会長に元ペトロブラス総裁のライヒストゥル氏、人事課長に元ナショナル製鉄社長のマリア・B・マルケス氏赴任の噂がある。社長席は空席で、後任は一切発表されていない。
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 サンパウロ市南部シダーデ・ドゥトゥラ区で七月二十七日に宝石販売人の姉妹(56、58)と甥(9)を絞殺した容疑で、被害者の友人のレジーナ容疑者(40)と恋人ら二人が逮捕された。レジーナは一万五〇〇〇レアルで三人の殺害を二人に依頼、子どもの殺害を断ると支払いを三万レアルに引き上げたという。動機は怨恨と供述したが、警察は有名企業家の愛人から毎月の手当てを切られた、金銭面が動機と疑っている。
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 サンパウロ市では一部区域の気温が上昇するヒートアイランド現象のほか、立ち並ぶビルの影が風を誘い込み、気温を下げる「都市の渓谷」現象も発生している。寒暖の差は一〇度を超えるという。

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