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330人の民謡大会=「郷土」、勝者は日本へ

2005年8月30日(火)

 ブラジル郷土民謡協会(桜庭喜太郎会長)は、九月四日午前八時半から大阪なにわ会館で第十七回郷土民謡全伯大会を開催する。
 サンパウロ市、サンパウロ州をはじめ、ミナス、パラナ州から約百三十人が出場する。優勝者は十月下旬に東京の武道館で行われる第四十六回日本郷土民謡全国大会にブラジル代表として出場する。ブラジルだけではなく、ハワイ、カナダなどの国も参加。「郷土の歌声」として歌う。
 去年、同ブラジル大会で優勝し、日本の舞台に立った高井勲書記は「歌声では負けてないけど、民謡の味はどうしても日本には敵わない。独特の味がある」と話す。「しかし、ブラジル勢も負けずに今大会も頑張って欲しい」と斉藤美恵副会長。
 星野幸次郎副会長も「当日は民謡体操もしますので是非皆さんのご来場をお待ちしています」と呼びかけている。
 なお、集まった資金は例年通り、サンタクルス病院に一部寄付する。
 問い合わせ電話は11・5573・4349まで。

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