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東西南北

2005年9月14日(水)

 議員権はく奪対象リストに載っていたユニバーサル教会の牧師でリオ州選出のカルロス・ロドリゲス下議(自由党=PL)が議員を辞職し、ヴァウデマール・コスタ前党首の後を追った。裏金疑惑に連座していた同下議は八年間の公職追放となる議員権はく奪から免れ、〇六年の選挙で再選の可能性が生じた。議員権はく奪を免れるためには、はく奪要請が下院議長に受理される前に辞職しなければならない。
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 在ヒューストンの伯領事館は十二日、ニューオルレアン市のマンション内でブラジル出身のベニウダ・カイシェッタ氏(56)とみられる遺体が発見されたと発表した。身元確認はDNA鑑定の後、正式発表となる。同氏は車いすで孤独な生活をしていたため、逃げ損ねたらしい。領事館職員は、パット・デ・ミナス市在住の遺族から預かった歯型のX線写真で照合を行う。犠牲者は米国籍を取得したので、伯領事館は直接折衝できない。
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 サンパウロ市ジャルジン・パウリスタ区ジャウー、イトゥー、アウグスタ、コンソラソンの各通りに囲まれた地域で、ビデオカメラによる二十四時間監視体制が数カ月以内に開始される。ここ最近の治安の悪化が理由。サンパウロ州には現在監視カメラが七十万台あり、五年間で五倍に増加。
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 四十歳から六十五歳までの男性二千百人を対象に全州都で実施した調査で、六三%がセックス時にコンドームを使用していることが判明した。最も用心深いのはベロオリゾンテ市の男性で八五%が使用、サンパウロ市は六七%、最もリスキーな男性はブラジリア市で四四%。医師は結果を高く評価したが、六六%が家の外で使うと答えたのには閉口。

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