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東西南北

ニッケイ新聞 2011年9月6日付け

 9月1日、サンタカタリーナ州イタジャイ港に六つのコンテナに分散されたスペインからのゴミ60トンが届いた。コンテナを押収した連邦税務局によると、通関の際に提出された書類には再生可能な材料と申告されていたが、すごい悪臭を放っていたという。輸入した南大河州のファーロウピーリャ社には罰金が科せられ、悪臭を放つゴミは発送元であるスペインへと送り返される。地球軌道上の宇宙ごみも2万2千個を超え、既に限界量に達しており、毎日出すゴミを減らさないといけない中だけに、過剰梱包された商品などが気にかかる…。
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 大サンパウロ圏のイタペセリカ・ダ・セーラ市で3日、12歳の少年から母親に暴行を受けているとの通報を受けた軍警が、家の中に監禁された3人の子供を保護した。5日に警察署に出頭した母親は息子を叩いたことを認めたが、「母親として当然のしつけをしていただけ」と話している。これに対し少年は、「お母さんは、お父さんに嫉妬しているんだ! 週末は毎日殴られるし、腕に火傷させられたこともある」と述べている。軍警は少年の体にはアザなどがあったというが、児童相談所の職員は、子供達は虐待なんか受けていないと判断。少年が警察に通報した理由は、仕事へ行く母親が、弟達の面倒を見るよう命じ、バールでビデオゲームをやるのを禁じたからだという。

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