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山下肇氏を追悼=NAKが歌謡祭=サンパウロ市で10月2日

2005年9月28日(水)

 ブラジルのカラオケ界の草分けで今年八月に五十九歳で亡くなった山下肇さんを追悼する歌謡祭が十月二日午前八時から、サンパウロ市サンジョアキン街460の客家会館(ハッカ・プラーザ)で開かれる。
 愛媛県生まれ。一九五九年に来伯しセアザで穀物取り引きに従事した。傍ら、全国カラオケ指導者協会ブラジル支部設立に尽力し、後進の指導にあたった。
 本来は、病床の山下さんを励ますための歌謡祭が開催される予定だった。
 主催のNAKブラジル日本アマチュア歌謡連盟の北川彰久会長は、「カラオケ関係者では大半の人が知っている存在。いつも笑顔を絶やさない人と尊敬されていた。この機会にみんなで思い出を語り合いたい」と話している。
 すでに五百人前後が参加申し込みしているが、現在も本部(電話11・2275・8277)で受け付けている。当日はバザーも。

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