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文部科学省留学生を送る=西林総領事が激励

2005年9月29日(木)

 日本の文部科学省留学制度で七人が十月一日に、日本に向けて出発する。今月十六日にサンパウロ総領事館でオリエンテーションが実施され、西林万寿夫総領事が激励の言葉をかけた。
 国費留学は日本との友好関係構築を主な目的だ。日本で得た知識や技術をブラジルに持ち帰って、国の発展に寄与することも期待されているという。今年四月には、計十六人が日本に発った。
 今回出発するのは、「研究留学」「教員研修」「日本語・日本文化」の三カテゴリーで計七人。西林総領事は「研究留学を通じて、より多くのブラジル人が日本の大学とコンタクトを持って文化にも触れ、日伯関係の緊密化につながることができれば」と期待している。
 留学生と留学先は次の通り。【研究留学】アウベルト・マツダ(経済、福岡大学)、アンドレ・ミツオ・コギシ(造船、横浜国立大学)、エリーザ・チエミ・サイトウ(理学療法、東京大学)、エリサ・アパレシーダ・ブリゾーラ(農業、東京農工大学)【教員研修】セウソ・タカヒロ・サトウ(体育、和歌山大学)、ヒロエ・クリスチーナ・スギウラ(音楽、岡山大学)【日本語・日本文化】アンダーソン・ミサオ・モリシタ(文学・日本語、金沢大学)。敬称略。

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